東京オートサロン2025年ブリヂストンブース
先日幕張メッセで開催された、東京オートサロンに行ってきました。ブリヂストンブースに足を運び、2019年のGT500で活躍していた、カルソニックインパル #12号車が展示してありました。今年で、カルソニックのサポートが終わる話題になっていましたね。
こちらは、POTENZAの始まりのブランド、PTENZARE47が展示してありました。こちらのタイヤはブリヂストンでは「ポテンザ1」とブリヂストン内では呼ばれていました。
こちらのタイヤ「ポルシェへの頂上作戦」と言う本に詳しく書かれています。
P32~
ブリヂストンの高性能タイヤであるポテンザシリーズには、「ポテンザ1」と社内でよばれている『RE47』が先の79年(昭和54年)に登場している。このRE47はハイグリップを第一のコンセプトとし、タイヤノイズや乗り心地といった性能については二の次という、これまでのタイヤ開発ではかんがえられない尖鋭的な考えのもとに開発されたタイヤであった。オールラウンドのタイヤではなく、グリップ性能という一点に絞り込むというタイヤ作りである。高性能タイヤの一流ブランドとして確固たる地位を築くピレリに照準を当てたタイヤだった。
このポテンザ1のRE47から引き継がれたポテンザ2がRE86こちらは、新車装着としても採用されました。そして次に開発されたのがポテンザ3こちらは現在我々が、71と71と呼ぶ、RE71である。伝説のタイヤだ。こちらはのタイヤでポルシェ新車装着採用を目指し、実際に1985年に採用された。このRE71を引き継ぐタイヤ達が今回ここで展示されている、RE71RS・RE12Dだ。私も履いているが、非常にグリップ力に優れたタイヤである。なおかつ、ウェット路面でもしっかりと走行できるタイヤだ。実はポテンザはインパルの総監督、星野一義さんもテストドライバーとして携わっていたと言う歴史があります。今回、展示されたのも、そういったご縁があってでしょうか。日本のモータースポーツを愛する人達が育てたタイヤそれが、ポテンザシリーズなのです。これからも次の世代が育てていければと思います。