メンテナンス ブレーキパッド・ローター交換

ブレーキはクルマの命綱。

クルマのブレーキは主にディスクブレーキとドラムブレーキの2種類があり、ほとんどのクルマが制動に重要な前輪にディスクブレーキを採用しています。ブレーキはクルマの安全性において最も重要といえるもの。ブレーキの故障は重大な事故に直結するため、定期的な点検を行い、少しでも違和感があれば点検・整備を行いましょう。

Contents

  1. ブレーキとは
  2. 住吉タイヤのブレーキパッド交換には、こんな特長があります。
  3. 住吉タイヤのさらなるこだわり
  4. ブレーキパッド・ローター交換の費用感

ブレーキとは?

ディスクブレーキとドラムブレーキ

ディスクブレーキはブレーキローター、キャリパー、ブレーキパッドから構成されています。ブレーキパッドは金属板の内側に貼り付けられた摩擦材で、回転するブレーキローターに押し付けられるため使ううちに削られていきます。ドラムブレーキは、車輪といっしょに回転するブレーキドラムの内側に、摩擦材を張ったブレーキシューを押しつけることによって制動するブレーキです。ブレーキシューは消耗品ですが、通常の運転では10万kmほど交換せずに使えます。現在のクルマのほとんどはフロントがディスクブレーキ、リアがディスク又はドラムとなっています。

ブレーキパッド

ディスクブレーキで使われるブレーキパッドの摩擦材がなくなると、ブレーキローターが破損する可能性があり、ブレーキが効かなくなる恐れがあります。ブレーキパッドは消耗品で、定期的に交換が必要なパーツです。

多くの日本車の場合、ブレーキパッドが減ってくると、パッド部に付いているインジケーター(ブレーキセンサー・警告音金具とも呼ばれる)がローターに触れて、不快な金属音を発生させます。この異音が聞こえたらブレーキパッドは末期状態ですので、すぐに交換してください。

ブレーキパッドは消耗品です。
インジケーターの先端がローターに当たると異音が発生。すぐに交換が必要な状態です。
ブレーキローター

ディスクブレーキのブレーキローターはホイールと一緒に回転しており、ブレーキを踏むとキャリパーの内部にあるブレーキパッドがブレーキローターを挟み込み、摩擦の抵抗によって止まることができます。日本車の多くはローターではなくパッドを削って制動力を得るため、ローターの寿命は長く、交換時期は約10万kmが目安ですが、欧州車の場合ディスクとローター両方を削って制動力を得る構造になっていることが多く、その場合はディスクとローター両方の交換が必要です。

ブレーキパッド・ローターは消耗品。交換時期は?

車種や走り方によってブレーキパッドの寿命は違いますが、走行距離で3~40,000kmほどで交換するのが目安です。車検や12カ月点検の際にしっかりとした点検が必要です。

また、パッドと比べると寿命が長いローターですが、これも消耗品ではあるためしっかりとした点検が必要です。特に欧州車は注意が必要です。

住吉タイヤのブレーキパッド交換には、こんな特長があります。

付属の部品までしっかり点検

ブレーキパッド・ローター交換の際には、スライドピンも外してクリーニングし、グリスアップして組み付けます。スライドピンはキャリパーをスライドさせてパッドをローターに押し付けるためのパーツで、経年によってグリスが固形化したり乾燥したり、錆びついて固着することがあります。そうなるとブレーキが効きにくくなり、とても危険な状態になってしまいます。

ブレーキダストが少ないパッドのご提案

ディスクブレーキはローターをブレーキパッドで挟んで制動力を得るのですが、この時に細かい金属の粉が発生します。これをブレーキダストと呼びます。とくに輸入車はダストの量が多く、オーナーの頭を悩ませています。

住吉タイヤではブレーキダストが少ないブレーキパッドも取り扱っていますので、ホイール汚れにお悩みの方はぜひご相談ください。

多くの輸入車オーナーの悩み、ブレーキダスト。ダストが少ないブレーキパッドをご提案します。

住吉タイヤのさらなるこだわり

「シム」まで外して、徹底的にクリーニング

よほどのクルマ好きの方でなければ聞き慣れないパーツだと思いますが、ブレーキパッドの外側には、シムというパーツがあります。ブレーキをかけたときの振動を吸収して音鳴きを抑え、摩擦熱をキャリパーに伝えないようにするためのものです。住吉タイヤでは、このシムも外してクリーニングし、鳴き止め専用のグリスを使用して組み付けます。

シムまで外してクリーニングします。
センサーを必ず交換しています。

多くの輸入車にはブレーキの異常を感知するためのセンサーが付いています。住吉タイヤでは、このセンサーの交換を必ず行っております。センサーはメーカーにより様々な型式があり取り寄せが必要となりますので、輸入車のブレーキパッド・ローター交換は事前にご相談ください。

ブレーキパッド・ローター交換の費用感

軽自動車用ブレーキパッド交換(2カ所)
13,200円(税込)〜
乗用車用ブレーキパッド交換(2カ所)
14,800円(税込)〜
ブレーキローター交換(2カ所)
27,500円(税込)〜

工賃を含めたざっくりとした費用感です。詳細はお問い合わせください。

  • メーカー・車種により費用は変動します。

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