日々たくさんの作業をご依頼いただいてます㊵

こんにちはミスタータイヤマン住吉です。

こちらのミラジーノはタイミングベルト交換のご依頼をいただきました。ありがとうございます。

最近の車はタイミングベルトではなくタイミングチェーンが主流になっています。10万キロ超えたらタイミングベルト交換の作業ももうほとんどしなくなりました。

タイミングチェーンはエンジンオイルで潤滑しているのでオイル管理が悪いとチェーンが伸びて異音の原因や最悪タイミングがズレてエンジンをダメにする場合もあるのでオイル管理はしっかりやって下さいね。

タイミングベルトを交換する時はベルトだけを交換するのではなく、ベルトを外した時に一緒に交換できるものは交換するのが一番いいです。後から違う部品がダメになってまたタイミングベルトを外さなければいけなくなるのを防ぐためです。工賃がまたかかってしまいますから。

ベルトと一緒に交換するのはタイミングベルトのテンショナーベアリング、ウォーターポンプ、クランクシャフトのオイルシール、カムシャフトのオイルシールになります。

ウォーターポンプを外して交換していきます。外したウォーターポンプを手で回すと少しゴリゴリした感じがありました。交換時期でしたね。

ウォーターポンプも同時交換しないでいると後から異音やクーラント漏れでまたタイミングベルトを外さないといけなくなる部品第一位です。

カムシャフト、クランクシャフトのオイルシールも交換します。現状はオイル漏れはありませんでしたが予防整備で交換した方がいい部品です。後からオイル漏れを起こしてまたタイミングベルトを外さなければならなくなる部品第二位です。

最後にベルトテンショナーを新品に交換してタイミングベルトを取り付けしていきます。

一番気を使うのがこのベルトの張り具合ですね。オートテンショナーで張り具合を調整してくれる場合は簡単ですが、ダイハツ車は昔から手動で張り具合を調整しなくてはいけません。強く張りすぎると異音がしますし、緩いとエンジンに負荷が掛かった時にベルトがコマ跳びしてタイミングがズレます。

ベルトが張れたらクランクシャフトを2回転させてクランクシャフトとカムシャフトのアイマークが合っているか確認します。

外した部品をもとに戻したら、クーラントを入れてエンジンをかけて異音がないか確認します。

最後に試運転をしてエンジンの調子を見て問題なければ作業完了です。

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。また何かありましたらいつでもご相談下さい。

こちらのノアは助手席のスライドドアが途中で止まって動かなくなってしまったとご来店いただきました。

この症状前にも10アルファードで経験しましたが、スライドドアを動かすワイヤーが中で絡まってしまっている為何をしてもドアは動きません。ワイヤーを切断して動くようにするしかありません。

ワイヤーを切断しない事には交換作業もできません。

どんどん部品を外してワイヤーケーブル本体を外せるようにしていきます。スライドドアの内側も外します。

セカンドシートを1脚外して作業スペースを確保してから作業を進めていきます。

ワイヤーケーブル本体を車両から外したら今度は電動スライド用のモーターを新品のワイヤーケーブル本体に移植していきます。モーターは今回故障していなかったので再使用します。ちなみにこのモーター新品で6万円ぐらいします。恐ろしい。壊れていなくてよかったです。

モーターを移植したら車両に戻して外した部品をもとに戻していきます。

最後に手動と自動でスライドドアを開閉してスムーズに動くか確認して問題なければ作業完了です。

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。また何かありましたらいつでもご相談下さい。

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