コンテンツへスキップ
みなさんこんにちはミスタータイヤマン住吉です。
車の三大要素の走る、曲がる、止まるがありますが今回は止まるを行う重要なブレーキについてです。
ブレーキを使うとどんどん減ってくるのがブレーキパッドです。
新品と比べるとこれだけ違います。
それではブレーキパッドを交換していきますね。
まずは新品のパッドにバリが出ているので紙やすりでバリを削ります。面取りという作業ですね。バリが出てるとブレーキを踏んだ時にブレーキローターとの当たりが悪くてキィーという嫌な音がする時があるのでしっかり面取りします。
ブレーキキャリパーを開けて古いブレーキパッドをキャリパーから外します。
古いブレーキパッドからシムと呼ばれる部品(写真の黒色とシルバーの板です)とパッドが減ってきたら音で知らせてくれるセンサーという部品を新品のパッドに移植していきます。
新品のパッドにシムを組み付ける時はシムについたブレーキダストや古いグリスを綺麗にしてからブレーキ鳴きを抑える専用グリスをシムやパッドの間に薄く塗ってからパッド組み付けます。
次に一番重要なスライドピンと呼ばれる部品を外してこれも綺麗に掃除します。この部分が固着したり動きが渋かったりするとブレーキパッドの片効きの原因になるのでパッドが左右で減り方が違ってしまう事になります。
綺麗にしたスライドピンにも専用のグリスをつけてキャリパーに組み付けてキチンと動くように馴染ませます
写真撮り忘れましたがキャリパーのピストンと呼ばれる部品を特殊な工具で押し戻して新品のパッドが入るようにします。
新品のブレーキパッドもキャリパーに組み込んで完成〜ではないです笑
ブレーキを何回か踏み込んでからブレーキオイルが適切な量になる様に調整します。
最後に試運転をしてブレーキがキチッと効くか異音がないかを確認して完成になります。
長文になりましたが読んでいただいてありがとうございました。
当店は整備認証工場です。ブレーキパッドの交換から分解整備までお任せ下さい。