こんにちはミスタータイヤマン住吉です。
こちらのSCP100のラクティスはウォーターポンプからのクーラント漏れを修理させていただきました。
エンジンルームを下から見るとクーラントが漏れているのがよくわかります。
漏れているクーラントを辿っていくとウォーターポンプから漏れてます。
取り外した状態だと漏れた箇所がよくわかります。ウォーターポンプの右側の穴(内部で漏れた水を逃がすための穴)からクーラントが出ていましたので、ポンプ内のメカニカルシールの密着不良がクーラント漏れの原因です。
エンジン側は残っているガスケットを綺麗に剥がしてオイルストーンや紙ヤスリなどを使用して当たり面を整えてから新品のウォーターポンプを取り付けます。
特殊工具でクーラントのエア抜き作業を念入りにします。最後に試運転をしてクーラントの漏れがなければ作業完了です。
今回は当店に作業をお任せいただいてありがとうございました。また何かあればいつでもご相談下さい。
こちらのLY3PのMPVはサスペンションのリフレッシュ作業をさせていただきました。
使用するショックアブソーバーは当店定番のKYBのニューSRスペシャルになります。サスペンションリフレッシ
ュにはベストなショックアブソーバーだと思います。純正部品もすべて交換します。
純正サスペンションを車両から外して、スプリングを再使用するため特殊工具でバラしていきます。
MPVのアッパーマウントは少し特殊でこのアッパーマウントを回転させる事によりキャスターやキャンバーを調整できるようになっています。
フロントを組み付けて1Gの準備をしたらリヤに移ります。
リヤもバンプラバーやスプリングのアッパーとロアのゴムシートを新品に交換します。
交換したらすべてのアームブッシュのボルト、ナットを緩めて1Gの準備をします。
リジットラックを使い1G締めを行います。スプリングは純正なので車高変化はないので1G締めは必要ないように思われますが、これはアライメントをやると数字として現れます。
最後にアライメント調整をしていきます。このMPVはフロントキャスター、キャンバー、トゥとリヤキャンバー、トゥとフル調整ができるのでしっかり調整していきます。特にリヤキャンバーがノーマル車高でもかなりネガティブキャンバーになるので、なるべく起こしつつ左右差がないように調整していきます。フロントはアッパーマウントを回転させてキャスターとキャンバーを調整します。ストラットとナックルを固定しているボルトのガタでもキャンバー調整できるのでしっかり調整していきます。
一度再測定してキャスターとキャンバーの数字がきちんとでたら前後のトゥをしっかり合わせていきます。
最後に試運転をして異音がないかハンドルセンターがきちんと合ってるかなどを確認して、もう一度リフトに乗せて最終チェックをします。問題なければ作業完了です。
今回は当店に足廻り作業をお任せいただきありがとうございました。また何かありましたらいつでもご相談下さい。