みなさん、こんにちは。ミスタータイヤマン住吉です。
こちらのセレナは当店の安全点検でブレーキパッドがかなり摩耗して減っていたのでお客様に提案させていただき交換させていただく事になりました。ありがとうございます😊
さっそく作業をさせていただきます。
この車のブレーキなら作業自体はそれほど難しくはありませんが、当店ではブレーキパッド交換もやる事が少し多いので多めに作業時間をいただいています。
まずこのパッドクリップ(ブレーキパッドがスライドする金属部)についたブレーキダストや古いグリスを清掃していきます。
なかなかやらない部分かも知れませんが、ここを綺麗に清掃するとパッドの動きもよくなるのでしっかり掃除します。
後は一番大事な部分のスライドピンを外して古いグリスを綺麗に清掃して専用のグリスでグリスアップしていきます。
このスライドピンが固着して動かなくなっている車が非常に多いですね。
この写真は違う車のブレーキパッドですが、右側のパッドは外側で左側は内側についていたパッドになります。同じブレーキキャリパーについていて外側と内側でこれだけ違う減り方をしています。
その原因はスライドピンが固着して動きが悪くなる事でブレーキパッドがブレーキが効いていなくてもブレーキローターに当たり引きずりで摩耗している事が原因ですね。
見えない部分ですが、スライドピンの役割は大切な部分ですので、キッチリ動く様に作業させていただいています。
古いブレーキパッドからシムを外して、シムについたブレーキダストや古いグリスを綺麗に掃除して新しい専用グリスを塗って新しいパッドに組み込んでいきます。
キャリパーのピストンを特殊工具で戻して、ピストンやキャリパーの当たり面を綺麗に掃除したら新しいブレーキパッドを取り付けて、キャリパーを元に戻していきます。
この作業を左右行い、ブレーキペダルを踏んでピストンをきちんと出したら、ブレーキリザーバータンクの液量を適切に合わせます。
最後に試運転を行い、ブレーキがちゃんと効いているか?ブレーキを踏んだ時に異音などがないか?などを確認して作業完了です。
当店は中部陸運局の認証工場になっています。ブレーキパッド交換は分解整備に該当する部分です。きちんとした知識と技術を持ったお店にお願いする事を強くオススメします。
住吉タイヤは、予防整備を心がけお客様の安全と安心のカーライフをお手伝いさせていただいてます。