ANH10 アルファード ステアリングギアボックス交換

こんにちは。ミスタータイヤマン住吉です。 こちらのアルファードは車検でお預かりさせていただいた車両になります。その時お客様から信号待ちでたまにエンジンが止まりなるので一緒に観てほしいとご依頼を受けました。 症状を確認する … “ANH10 アルファード ステアリングギアボックス交換” の続きを読む

こんにちは。ミスタータイヤマン住吉です。

こちらのアルファードは車検でお預かりさせていただいた車両になります。その時お客様から信号待ちでたまにエンジンが止まりなるので一緒に観てほしいとご依頼を受けました。

症状を確認する為、試運転をするとハンドル操作がとんでもない事になっていました。

左にハンドルを切ると左に大きくハンドルセンターがズレ、今度は右に切ると右に大きくズレます。まっすぐ走っていても常にハンドルが左右に大きく振られて気持ち悪くて乗っていられません。

店に戻りリフトに乗せてタイヤが浮いた状態でハンドルを切ってみるとなんと動いてはいけないはずのステアリングギアボックスがハンドルを切った方向に一緒に動きます。

よく見るとステアリングギアボックスの固定ブッシュが動いてしまっています。

お客様に連絡をして、お車がどうなっているのかとこのまま走っていると危険な状態を説明させていただき部品交換の了承をいただきました。

車両からステアリングギアボックスを外します。

ブッシュ部分にドライバーを刺して少しこじってみると、ブッシュが破損しているのがよくわかります。

ブッシュ単体の部品供給はないのでステアリングギアボックス自体の交換になります。

今回は費用をなるべく抑える為にリビルト品で交換させていただきました。

ステアリングギアボックスを車両に戻して、ステアリングギアボックスを外す時に抜いたパワステオイルを補充してエア抜きを行います。

すべての作業が終わったら試運転をします。ハンドル操作も普通に戻り、ハンドルが大きく左右に振られる事もなくなりました。

最後にアライメントをやります。ステアリングギアボックスを交換する時にタイロッドエンドを外すので、フロントのトゥが狂ってします。

フロントキャンバーも左右差があったのでついでに調整をしてフロントトゥもキッチリ調整しました。

パワステオイルの漏れなどもないか確認して作業完了です。

お客様が言っていた信号待ちでエンジンが止まりそうになるのは、確認できなかったので少し様子を見てもらうようにお伝えさせていただきました。

今回は当店に車検を任せていただきありがとうございました。また何かありましたらいつでもご相談下さい。