こんにちは、ミスタータイヤマン住吉です。
こちらのAGH30Wのヴェルファイアはダウンサス取り付けをご依頼いただきました。ありがとうございます。
ちなみにこのお車まだ走行距離1000kmとバリバリの新車になります。
取り付けするダウンサスは当店では定番のタナベのNF210になります。ダウン量も30ミリダウンでほどほどに落ちて乗り心地もよくバランスが取れたダウンサスになります。
さっそくフロントから交換していきます。30系はかなり台数をやっているので特別問題なくサクッと交換していきます。30は純正のバネがかなり長いので外す時に注意しないといけません。当店は特殊工具があるので安全に素早く交換できます。
バンプラバーのカット量はタナベの箱に記載されていますが、今回はカットなしになっていましたが、ショックのストロークを増やす為少しだけカットして取り付けてあります。
フロントタイヤをつけて1Gの準備をしたら、リヤに移ります。
リヤもやり方がわかっていれば難しくありません。やり方を知らないとバネ自体外す事もできないとおもいます。無理矢理ボルトを外すとボルトのネジ山が潰れてダメになるので注意が必要です。
リヤはバンプカットはしていません。ショックのストロークを考えると、カットしてしまうとフルストロークした時にバンプタッチするより先にショックが底付きしそうなのでカットしていません。
バネ交換をして1Gの準備ができたらリジットラックを使い1G状態を作ります。この作業も足廻り交換に特化したアライメントリフトだからできる作業です。普通にはキチンと1G状態を作るは難しいと思います。
フロントはタイヤをつけたまま作業できますが、普通の工具は入りませんし、かなりのトルクがかかっているので特殊工具がないと難しいと思います。
リヤはアームがかなりついているので時間がかかります。狭い所もあるのでこちらもいろいろな工具がないとできません。
すべての作業が終わったらタイヤをつけて試運転します。足廻りからの異音がないか乗り心地はどう変化したかを確認しながら走ります。アライメントが狂っているので少し乗りにくいです。問題なければアライメント調整をしていきます。
測定するとフロントキャスターは左右差もなく綺麗ですね。フロントキャンバーは起こして取り付けているので、基準値より起きてます。フロントトゥもローダウンの1G状態でブッシュの締め直しをしているので、ガッツリトゥアウトになってますね。リヤのキャンバーもローダウンでネガティブキャンバーになり、トゥもトゥインとトゥアウトでバラバラです。
まずはフロントキャンバーを基準値より少し寝かしつつ左右差がないように調整します。基準値に合わせないのは今までの経験とノウハウです。フロントとリヤのトゥも直進安定性がでてタイヤが偏摩耗しないように修正したら、アライメント調整は完了です。
最後にもう一度試運転をして直進安定性がでているかハンドルセンターが合っているかなどを確認しながら走ります。
もう一度リフトに乗せて外したり緩めたりしたすべてのボルト、ナットを確認して問題なければ作業完了です。
元の車高が高く30ミリダウンでも腰高感がなくなり、見た目がかなり変わりかっこよくなりました。乗り心地も純正とほとんど変わらないと思います。
今回は当店に作業をご依頼いただきありがとうございました。また何かあればいつでもご相談下さい。
こちらのCP9Aのランエボ6はアライメント調整のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
このランエボ6はトミー・マキネン・エディションという特別仕様車です。ボディの色もスペシャルカラーリングになります。すごく貴重なお車ですよ。
アライメント調整のご依頼内容はハンドルセンターがズレているので直してほしいというものです。
ご依頼内容は簡単ですが、せっかくアライメント調整をするならキャンバー角の調整なども含めてしっかりやりたいと思います。
測定して数値を出すとフロントキャンバーが3度以上ネガティブについていて左右差も大きいです。フロントのトゥもトゥインとトゥアウトでバラバラですね。ハンドルセンターがズレているのが数値として出ています。
リヤは2度以上キャンバーがネガティブになっていて、トゥの数値もバラバラです。
お客様に数値をお見せしてどういう風に調整していくかお客様と決めていきます。お客様の希望は今は街乗りがメインなのでフロント、リヤともキャンバーを起こしてほしいという要望をいただきました。トゥの数値もお客様の要望を聞いて今回は基準値に合わせるようにしました。
調整の方向性が決まればあとは頑張って調整していきます。ランエボのフロントのキャンバーはボルトの向きを変える事により、キャンバー角が1度か2度で変更できるようになっています。足廻りもクスコのピロアッパー付きの車高調がついていてピロアッパーでもキャンバーの調整ができるようになっています。 元々2度になっていたボルトの向きを変更して1度にします。タイヤをつけて測定し直して数値を見てみます。
数値はお客様の希望の数値にはなっていないので、今度はピロアッパーでキャンバーを起こしていきます。何回か調整と測定を繰り返してお客様の希望の数値に合わせる事ができました。
フロントが決まれば今度はリヤのキャンバーとトゥを調整していきます。調整は偏心カムがついているので難しくはないです。リヤをキッチリお客様の希望に調整できたら、またフロントに戻って微調整したらアライメント調整は完了です。
試運転をして調整前に試運転した感じとどう変化したかハンドルセンターはキチンと合っているかなどを確認しながら走ります。
最後にもう一度リフトに乗せて、緩めたり外したりしたボルト、ナットを点検して問題なければ作業完了です。
今回は当店で貴重なお車のアライメント調整をご依頼いただきありがとうございました。また何かあればいつでもご相談下さい。
こちらのGXPA16のGRヤリスはエンジンオイル、オイルフィルター、ミッションオイル、デファレンシャルオイル、トランスファーオイル交換のご依頼いただきました。ありがとうございます。
GRヤリスの実車は初めて見ましたがすごいお車です。ブレーキもフロントがGRロゴ入り4ポットキャリパーにスリット入り2ピースローターです。リヤも2ポットキャリパーになっています。
走行距離3000kmでオイル類総交換です。オーナーの愛情とこだわりが伝わってきます。
オイルは全部お客様指定になります。エンジンオイルは今年の1月に新発売されたばかりのGRオイルEndurance 0W-20になります。オイルフィルターはお客様の持ち込みになります。ミッション、デフ、トランスファーオイルはニューテックのNC-70で交換します。GRオイルは取り寄せですが、NC-70は当店に在庫がありますので興味がある方は当日でも交換できますよ。
まずはデフオイル交換から始めます。フィラーボルトを緩めてからドレンボルトを外してオイルを抜きます。デフオイルを抜いている間にエンジンとミッションを覆っている大きいアンダーパネルを外してエンジン、ミッション、トランスファーオイルが交換できるようにします。
デフのドレンボルトには磁石がついていて鉄粉がつくようになっていますが、走行距離3000kmでもかなり鉄粉がついていますね。
磁石も綺麗に清掃してからガスケットも新品に交換してドレンボルトを締めます。フィラー側からオイルを入れて溢れてきたらフィラーもガスケットを新品に交換してから締めます。
フロント側に移ってデフと同じようにミッションとトランスファーオイルを交換して、エンジンオイルとフィルターも交換してリフトからおろします。最後に試運転をしてからもう一度リフトに乗せて、エンジンのドレン、オイルフィルター、ミッション、トランスファー、デファレンシャルからのオイル漏れがないか確認して問題なければアンダーパネルを取り付けて作業は完了です。
こちらのお客様はいつもS660でいろいろな作業をご依頼いただいているお客様です。今回は新しくGRヤリスを買われて当店で作業をお任せいただきました。いつもいつもありがとうございます。またS660での作業依頼をお待ちしています。
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